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■株式売買用語の達人

立会外分売
 立会外分売とは、証券取引所の立会時間外(売買立会外)において、 大量の売り注文を多くの投資家に分けて売る(分売する)ことです。

 立会外分売では、大株主(機関投資家や、企業のオーナーなど)が 保有していた株式を小口に分けて一般投資家に対して売却することで、 市場の流動性を高めたり、個人株主比率を高めることで、 株式分布状況を改善するための方策として広く利用されています。

 売買成立の流れとしては、株主が取引所に届出を行い、 売買立会終了後に分売の条件を発表し、翌日の午前8時20分から午前8時45分までに 買付けの申込みを受け、売買を成立させます。

 分売は届出日の最終値段を基準にした固定値段で行われます。 売り出し価格は分売実施の前日終値を基準に決められますが、 終値より数%割り引かれた価格(3−5%安い値段が多いようです)になる例が多い。

 ちなみに、条件発表前における当該分売に関する買付勧誘が業務規程で禁止されています。しかし、大量の株式が分売されると、市場全体で見た場合、需給が悪化する要因 になりかねるので、短期的には相場のマイナス材料になることもあるので注意が必要です。

  実施前日の取引終了後に、取引所が翌日の分売実施を発表するので、 翌朝の売買申し込み締め切りまでの期間が半日と短く、あまり知られていませんでした。 分売を受けるためのコツとしては、こまめに、証券会社のホームページなどをチェックすることです。

 分売のメリットとしては、 値を確定できることと、 投資家が手数料を払わずに済むということが挙げられます。


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