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■株式売買用語の達人
バスケット取引
同時に複数の銘柄を売買する取引形態のことです(大きなかごに入った一つの商品とみなして取引する)。 厳密に言えば、東京証券取引所や大阪証券取引所では「15銘柄以上、売買代金1億円以上」の大口取引をバスケット取引と定義しています。
裁定取引や株価指数に連動させるために行うインデックス運用等の際に用いられることが多く、 機関投資家の銘柄入れ替えなどがバスケット取引の中心となっています。
また、証券会社が機関投資家のバスケット売買の委託を受ける時には、1つの取引として手数料を設定することが多いようです。 従って、売買手数料を安く抑えることが出来ます。
立会外取引や店頭市場が使われ一般の市場が閉っている時間でも取引ができることから、 前場の終了後に大口のバスケット取引が約定され、 後場にそれを受けた証券会社の自己売買部門が市場で執行するといったことがしばしば行われています。
このため、バスケット取引が行われると該当銘柄の株価に影響が出ることもあります。
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