コマンドプロンプトで役立つコマンド

コマンドプロンプト（CMD）で役立つコマンドについて

コマンドプロンプトで実行可能なお役立ち便利コマンドについて紹介します。知っていて損はないと思います。

・ping NetBIOS名もしくはIP名等 … 指定したIP(名前解決後)に対して、接続可能かどうか判断できます。正確にはTCP/IPのIPで通信可能か確認するコマンド。確認先のPCや各種機器が正しくネットワークにつながれているかを確認できます。

・tracert NetBIOS名もしくはIP名等 … 指定したIP(名前解決後)に到達するまでに経由するIPを表示します。ルータ等の設定が正しいかを確認できます。

・route print … 実行するPC、機器のルーティングテーブルを表示します。

・root add … ルーティングテーブルに対して経路を追加できます。他にもDELETEなどのコマンドがあります。/pをつけると追加した値が保持されます。

・ipconfig ＜all＞ … 実行するPC、機器上のネットワーク設定を表示します。

・telnet … IPを利用して、遠隔地（リモート）にあるサーバを操作します。ポートを使用するので、接続先の端末にて指定したポートが開いているのかを確認できます。他にもtelnet経由でFTPを使用して、ファイル転送することもできます。

・netstat … 実行するPC、機器上にて、TCPの通信状態を調べることが出来ます。

・cd … ChangeDirectoryの略で、ディレクトリを移動します。CMDコマンド起動時のカレントディレクトリはログインしているユーザのディレクトリ（C:\Documents and Settings\XXX）になります。”../”を使用して上の階層へ移動します。また、c:等のドライブレターを入力して、ドライブを変更できます。

・dir … カレントディレクトリ内のディレクトリ構造を表示します。

・mkdir … カレントディレクトリ内にディレクトリを作成します。