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■ポンドデータ分析

直近1年(2008年4月30日 〜 2009年4月30日)のデータ解析

最高値:2008年7月23日の215.86円/ポンド
最安値:2009年1月23日の118.76円/ポンド
1日の最大変動値:2008年10月24日 20.97円(高値 159.92、安値 138.95)
1日の最小変動値:2008年12月25日 0.63円(高値 133.48、安値 132.85)

 もし、10月24日に最安値で購入し、最高値で売ることができていれば、1日で20万の利益を確保できたので、この状況について分析します。

 この10月24日の為替データを分析すると、ドル円は一時90円台(1995年以来)、ユーロ円は一時113円台(2002年及びユーロ発足直後の水準)、ポンド円は139円台(1995年以来)、スイスフラン円は78円台、カナダドル円は70円台、といった形で円に対して軒並み暴落しています。

 この原因は、米ドルの買い戻しによるものです。

 多くの投資家がドルキャリートレードによって、低金利の米ドルを売り、高金利の他通貨へ資金を推移させていましたが、9月14日にリーマンが破綻し、この金融危機を救うため、米ドルの買い戻しを行う必要が出てきました。

 この米ドルの買い戻しによって、高金利通貨の価格が下がり、その結果日本円に対する各国通貨の価格も下がることになりました。(10月8日にFOMCが金利を下げたことによって、さらに拍車がかかりました。)

 その結果、急な円高によって、輸出企業の多く含む日経平均株価も下がりました。

 通常は、FOMCの金利が下がると高金利通貨へのキャリートレードが進み、高金利通貨の価格が上がるのですが、今回は金融危機を救うため、逆の減少が起こったといえます。


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