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■ポンドデータ分析
RSIによるバックテスト
2004年1月2日〜2009年6月12日のGBP/JPY日別データを基に、
RSI
を使用してバックテストを実施しました。
【バックテストの目的】
RSI
を用いたGBPデータ分析が売買タイミングを判断する上で、妥当かどうか判断する。
【バックテスト方法】
RSI
がX割(変数1)を割り込んだら買い、X割(変数2)を上回ったら売りといった売買ルールを使用し、変数1と変数2を変動(0.1ずつ)させ、利益が最大となるパラメータを求める。
また、
RSI
がX日(変数3)連続で変数1を割り込んだとき、
RSI
がX日(変数3)連続で変数2を上回ったときは売買をしないという連続除外ルール、変数1がX(変数4)以下の場合は買わない、変数2がX(変数5)以上の場合は買わないといったRSI上限、下限の設定を利用した。
この他に、クローズの検討方法として、X日(変数6)経過後の終値でクローズするというルールを設けた。
【バックテストの結果】
RSI
の分析を基に売買することは妥当である。仮にこのバックテスト方法を利用し、1万単位ずつ取引をした場合、2004年1月2日 〜 2009年6月12日で
1,457,500の利益
を得ることができた(もし、10万単位で取引していた場合は
ナント1500万程度の利益!
安い中古マンション買えそう…)。最適値と判断した変数は以下の通りです。
[売買シグナル]
変数1:0.38 (買いタイミングの
RSI
。この値を割り込んだら買い。)
変数2:0.66 (売りタイミングの
RSI
。この値を上回ったら買い。)
[売買除外ルール]
変数3:5日 (この期間連続でシグナルが出た場合、売買しない。)
変数4:0.16 (買いシグナルの下限。この値を割り込んだら売買しない。)
変数5:0.81 (売りシグナルの上限。この値を上回ったら売買しない。)
[クローズタイミング]
変数6:5日 (売買のエントリ後、この日数が経過した終値でクローズする。)
以前は
ボリンジャーバンド
でトレードを分析していたが、昨今は日単位の変動が激しいため、終値差分で分析する
RSI
の方が有効だということも同時にわかりました。 今後は、実際のトレード記録、必要な証拠金、リミット、損切りの値について詳細をつめていこうと思います。
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