MCP(Microsoft Certified Professional)取得に向けた用語集
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■MCP(Exchange 2007関連)取得に向けた用語集

ハブトランスポートサーバー

Exchange Serverには5つの役割(クライアントアクセス、ハブトランスポート、エッジ、メールボックス、ユニファイドメッセージング)から役割を選択し、与える必要があります。

その役割の中で、ハブトランスポートの役割について説明します。ハブトランスポートサーバはExchange組織内のメールフローを制御します。

【メール送信】
クライアントPCから外部(社外ネットワーク)に送信するメールはハブトランスポートサーバを経由し、DMZに配置されるエッジトランスポートサーバ、もしくは各種SMTPリレーサーバ(SENDMAIL、POSTFIX、QMAIL等)に送信されます。

その後、イントラネットを出て送信先のMTAに送信されます(ちなみにMTAとは、Mail Transfar Agentの略で、メール送受信の処理を行うサーバのこと)。

クライアントPCから内部(社内ネットワーク)に送信するメールはハブトランスポートサーバを経由し、組織内のハブトランスポートサーバ、もしくはメールボックスに配信されます。

従って、メールフロー制御の特殊な設定はハブトランスポートサーバに設定します(例えば、トランスポートルール、ジャーナリングポリシーの設定等)。

【メール受信】
DMZに配置されるエッジトランスポートサーバ、もしくは各種SMTPリレーサーバ(SENDMAIL、POSTFIX、QMAIL等)で受信したExchange組織内のメールは、ハブトランスポートサーバーを経由し、該当するメールボックスへ送信されます。

ちなみに、エッジトランスポートサーバの役割をするサーバが存在しない場合、ハブトランスポートサーバを直接経由するように設定することもできます。このとき、エッジの役割が持つスパムメール対策機能を使用することができます。

【共通】
ハブトランスポートサーバには送信コネクタ、受信コネクタというコネクタ機能があり、これらの情報はActive Directory内に保存されます。(トランスポートルールやジャーナリングポリシーも保存されます。)

ActiveDirectory内に保存されるということは、全てのハブトランスポートサーバ構成情報が一括管理されるということになります。また、ハブトランスポートサーバを同一Exchange組織内に設けることで、自動でロードバランス効果が得られます。



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