エッジトランスポートサーバー

MCP(Microsoft Certified Professional)取得に向けた用語集

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■MCP(Exchange 2007関連)取得に向けた用語集

エッジトランスポートサーバー

Exchange Serverには5つの役割（クライアントアクセス、ハブトランスポート、エッジ、メールボックス、ユニファイドメッセージング）から役割を選択し、与える必要があります。

その役割の中で、エッジトランスポートの役割について説明します。エッジトランスポートサーバはDMZに配置し、イントラネットとインターネットの間でメールを制御します。

以前(Exchange Server 2003)までは、DMZ内にWindowsのサーバを配置することは困難でしたが、Exchange 2007からはDMZにエッジトランスポートの役割を持つサーバを配置することが可能になっています。

これによって、今まで配置していたSMTPリレーサーバ(SENDMAIL、POSTFIX、QMAIL等)が不要になります。従って、今までは必要だったIronPort等のスパムメール対策製品を配置する必要がありません。

エッジトランスポートサーバでは、メッセージポリシーに従い、管理しているドメインの受信メールをハブトランスポート転送する機能、及びExchange組織内から外部へ送信するメールの中継機能があります。

今まで通りDMZ内のSMTPリレーサーバ(SENDMAIL、POSTFIX、QMAIL等)を残し、エッジトランスポートサーバを配置しないという方法もあります。

まぁ、新規にExchange Serverを導入する際には、エッジトランスポートサーバの配置を検討し、既存環境のExchangeアップデートや他社製品(Lotus NotesやSENDMAIL)からのリプレースでは、既存のDMZ内の中継サーバを利用するという考え方になると思います。