RSI チャート
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■RSI チャート


 RSI(Relative Strength Index:相対力指数)とは、アメリカのテクニカルアナリストJ.W.ワイルダー氏によって考案されたテクニカル分析指標(オシレータ系)のこと。

 相場には売りの傾向、買いの傾向があります。ある一定期間において、上昇・下降が連続して数日続きます。現在の価格が相対的にみて、売り、買いのどちらに向かっているのか、RSIを使用して判断します。基本的にはサイコロジカルラインの考え方に値幅を考慮した指標。

 RSIは過去の一定期間において、前日の終値と当日の終値の差分を上昇と下降で分け、上昇幅合計、下降幅合計を使用して割合を算出します。  具体的には、以下の式になります。

  上昇幅合計÷(上昇幅合計+下降幅合計)×100
  ※単位はパーセンテージです。

 上記の式は、株価が上昇のみであった場合に100%になることを意味しており、値下幅の分だけ数値が小さくなります。

 例えば、1円の上昇が8日間続き、1円の下降が2日間続いた場合、RSIは80となります。算出に使用する期間は一般的に14日(単位はチャートによって異なる。yahoo financeのRSIチャートでも14日間を採用。9日間を用いる人もいる)が用いられます。

 RSIが大きいということは、上昇が続いている、又は上昇が多いということになり、そろそろ下げに転じると推測出来ます。この指標による売買サインはRSIが20〜30を割り込むと買いサイン(売られすぎ)、70〜80を上に抜けると売りサイン(買われすぎ)です。

 しかし、短期のチャートでは上記サインは頻繁しますので、RSIを算出する単位には注意が必要です。単に70を超えたから売りで入るのではなく、70を超えた日がX日続き、70を割り込んだ時を売りサインとすることや、ダブルボトムとダブルトップをみて判断するなどの工夫が必要です。バックテストを行って適切なルールを作って検証し、現在のトレンドに合ったものにするべきです。

 ※詳しくは知りませんが、数で判断する騰落レシオと金額で判断するRSIを組み合わせると相性がよいようです。

RSIの弱点



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