スイングトレードで株の売買　＜ゴールデンクロスは有効か？＞

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ゴールデンクロスは有効か？
　株を始めた方が最初に注目する言葉「ゴールデンクロス」。これって本当に有効なの？ということについて解説していきます。

　結論から申しますと、有効ではありません。ある人が、ゴールデンクロスで買って。デッドクロスで売るという売買をシミュレーションした結果、30数パーセント（トレード数から算出）で、若干の利益（利益から算出）がでるという結果だったそうです。

　利益が出てるからいいんじゃない？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このリサーチは10年という長い期間でとられていて、ある年は利益がでて、ある年は損失が出ているという結果だそうです。

　結局のところ景気の良い年は利益がでて、景気の悪い年は利益がでないという当たり前の結果になってしまってます。このようなことが起こってしまった原因として、ゴールデンクロスが広く普及しすぎてしまったということが考えられます。

　どういうことかと言いますと、株の上級者がゴールデンクロスがきそうになると株をたくさん買い、ゴールデンクロスになって初心者がたくさん買って株価が高騰したら一足先に売るという流れが出来上がっているからです。

　確かに、みんながゴールデンクロスは株価が上がるものと思っているということは、買いが増え株価が上がるのは当たり前ですね。それを先取りする人が得する仕組みだということです。

　つまり、私達もゴールデンクロスを先読みして株を買い、ゴールデンクロスの株価高騰を味わうべきですね。じゃあ、どうやって先読みするの？

　ゴールデンクロスは短期間の移動平均線が長期間の移動平均線を上回るものですから、その差が縮まる傾向にある銘柄を選び出し、それを買うということですね。

　例えば、（長期の移動平均線÷短期の移動平均線）という式を使って、これが１に近づいている銘柄を抽出する方法が考えられます。分析したら、なんとなく良い結果がでそうです。

　株式市場というのは、人気のある株が高くなるというごく単純な原理で動いていますので、皆が欲しくなる銘柄を先読みすることが重要です。

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