1株純資産（１株株主資本）

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株価情報の読み方

■株価情報の読み方

1株純資産（１株株主資本）

　株主の払込金と過年度からの利益の蓄積で構成される純資産（株主資本、自己資本）は資産から負債を差し引いて計算したものであり、「純粋に会社の資産といえる部分」である。

　1株純資産（１株株主資本）は、その純資産を発行済み株式数で割って１株当りにしたもの。BPS(Book value Per Share)とも呼ばれ、数値が高いほど安定性が高いと言われている。以下の式で表される。

　1株当たり純資産　＝　純資産　/　（期末）発行済株式数

　会社が解散した場合に株主に還元されるものであるので、1株株主資本をその株の解散価値ともいう。なお、株価÷1株株主資本という計算で求められるPBRは、株価の割安さを測る有名な指標である。

　不安材料がなく、順調に成長している会社にも関わらず、PBRが1倍以下ならば、一般的にはその株は割安と判断されることが多い。

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